(※今では「お稲荷様」と呼んでいますが、この記事を書くにあたっては、当時書いていた日記での言葉「お稲荷さん」「お稲荷様」「神様」とそのまま書かせていただきます)
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(私の祖先はけっこう裕福だった)
いまさらこんなこと書くのも気が引けますが
私の父方のおじいちゃんは映画館や劇場で売店を営む権利をもっていたので、浅草や上野の映画館や劇場で商売をしていたそうです。そして関連する菓子問屋も束ねていたそうです。
松竹(映画会社)とつながりがあったことと、戦後の経済成長期という時代が重なり、商売はどんどん大きくなって財を築くまでになったそうです。近所の人から「たぬき御殿」と呼ばれるほどの家を構えたそうですから羽振りも相当よかったのでしょう。
ところが……身内の話でいささかお恥ずかしいのですが
おじいちゃんはやがて妾さんを作ってしまい、他にも女性関係で数々のトラブルを起こしてしまい、事業はあっという間に傾いてしまったそうです。ここで救世主が現れて……なんていう展開にもならず……厳しくなっていき……その後おじいちゃんは亡くなってしまったそうです。本来ならばここで家業を継いで奮起しなければならないはずの、次男、三男(私の父は五男です)も女性関係でトラブルを起こして、立て直すどころかさらに没落してしまったとのことでした。
やっぱり人間は繁栄したときに有頂天になってしまうと必ず誘惑がくるのですね。そんなことがよくわかる実例を私の先祖もやらかしてしまったみたいです(泣)
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一度落ちぶれると収集がつきません。最後はバラバラになり家や財産も抵当にとられてしまい、母は私を連れて逃げるように別の県のアパートに引っ越したそうです。そのとき私はまだ2歳、父は五男だったので家業は継がずにサラリーマンとして大阪へ長期出張中だったのですが、戻ってきたら妻も子もいないし家もない状況に驚いたそうです。
この話は私が小さい頃に母から聞かされたもので、当時母は、たぬき御殿がいかに大きかったのか、しかしその財産をよってたかって○○家の男たちは使い尽くして潰したんだ、と嘆いていたのを覚えています。
もちろん私は小さすぎて何の記憶もないですが、子どもながらに……人の世とはこんなにも浮き沈みが激しいものなのか……と思ったことを覚えています。
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(目の前に現れたお稲荷さん)
プロフィールにも書きましたが、小さい頃から苦難続きだった私は、人生を導いてくれた和尚と出会ったことによってどん底にから這い上がることができ、真言密教の神様仏様に加護されながら幸せに暮らせるようになりました。そして「目には見えないけど実際に起こっている真実のこと」を和尚にたくさん聞かせてもらいました。
そんなこんなでここまできたのですが
最近になって私の前にお稲荷さんが現れるようになったのです。目をつぶるとお稲荷さん特有の顔がハッキリと出てくるのです。お稲荷さんは怒っているでもなく、でも喜んでいる感じでもなく、ただただ私に何かを訴えているのです。
最初は無視していましたが、この状態が何日も続くとさすがに無視できなくなり、私はお稲荷さんに問いかけてみました。
すると、私の家系に関係があると伝わってきたのです。私自身は日本の神様とのつながりは深くないと思っていたので、「どうして私のところに?」と思いました。
状況がつかめない私は母に電話してお稲荷さんのことを聞いてみたのです。
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(御殿の敷地内にお稲荷さんがあった)
母が言うには、昔の実家(たぬき御殿)の敷地内には小さなお社があって、お稲荷さんを祀っていたとのことでした。小さいながらも鳥居もちゃんとあったそうです。たぶんおじいちゃんが稲荷信仰をしていて、その関係で事業も繁盛することができたのかもしれないと言いました。
母自身もそんなこと忘れていたので「何で急にお稲荷さんが出てきたの?」と逆に聞かれてしまいました。
そこまで話したとき、いろいろなものが見えてきました。
①このお稲荷さんはおじいちゃんが信仰していた守神様で、家業をかなり繁栄させてくれたこと
②しかし家業が繁栄すると、恩返しどころかお稲荷さんをないがしろにして放置してしまったこと
③家も家財も抵当に入っていて明け渡すときも、お稲荷さんのことなど気にもとめず一家離散となってしまったこと
このような光景が見え、そしてお稲荷さんの思いが伝わってきました。
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結局のところ私の祖先は、お稲荷さんにお世話になったにもかかわらず恩返しどころか仇で返してしまったのです。
先祖がしたこととはいえ、私はいたたまれなくなりお稲荷さんにあやまりました。祖先がしたことを考えると悔しくて悲しくて涙がとまりませんでした。
よくよく考えてみると、私の父(五男)は51歳で急逝してますし、長男は戦死、家業を継いだ次男も三男も早死し、四男はある程度長生きしましたが転落した人生でした。長女と次女は結婚しましたが夫が急逝して死別したり、芸者になった三女はいまだに行方がわからないという状況です。(年齢的にもう亡くなっているかもしれません)
父の兄弟姉妹は(父も含めて)早死するか長生きしてもいい人生が送れないかのどちらかでした。もちろんすべてがお稲荷さんを不義理にした結果だとは思いませんが、女性関係のトラブルなども含めて、いろいろな巡り合わせの中で(なるべくして)そうなったのではないでしょうか(あくまでも私の思いです)
私はお稲荷さんに、「私ができることはないですか?」と聞いてみました。一族のご恩返しを私にさせてくださいとお願いしました。するとお稲荷さんは、「もう自分はこちらに未練はないのでそろそろ上に帰ろうと思っている」とおっしゃいました。神様ですから自分で上に帰れると思うのですが、なぜだか私に上にあげて欲しいというのです。
私はお稲荷さんに一族の不義理を再度あやまりながら、お酒や食べ物をお供えして感謝の気持ちを伝えました。そして祈りの中でお稲荷さんが光の世界に帰るまで見届けました。さらに私の祖先にも手を合わせ、お稲荷さんのことを報告し、一族全員の成仏を祈りました。
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(普段はあたらない宝くじが当たった)
そんな出来事があった翌週、なんと普段はまったくあたらない宝くじ(BIG)が当たったのです。とは言ってもあたったのは6等、6等、5等なのですが、3本連続で当たったのです。
私は2年前からインターネットの自動購入でサッカー宝くじ(BIG)を1週間に1本~5本購入していました。週によってバラバラです。最近はインターネットで宝くじが買えるようになったので、いちいち買いに行く必要がないことと、少しのスリルと遊び心を持って人生を(より)楽しくしようと購入し続けていたのです。
BIGを購入したことがある人ならわかると思いますが、1本300円で購入できますがほとんど当たらないと思います。もちろんおまかせBIGなので自分で選んで買うこともできませんので完全にロボット任せです。
2年間買ってきて、だいたい数ヶ月~半年に1回6等が当たるかどうか、という確率でした。しかしお稲荷さんの出来事があった翌週に3本連続で当たったのです。
これだけでも奇跡だと思いました。お稲荷さんが「ちゃんと帰れたから安心しなさい。そなたが上げてくれたから、一族の不義理は許された」と伝えてきたのはその夜のことでした。
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